誰かが作った光を頼りに、道を歩いていた。
行き先があったわけでもなく、何かを探していたわけでもない。
ただ、夜の感触だけが残っている。

本作は、2008年から2018年にかけて宮島で撮影された写真によって
構成された一冊。
年越しの時間の中で繰り返された断片と、積み重なった感触を収録している。
「無名の夜に」シリーズ第四作。