誰かが作った光を頼りに、道を歩いていた。
行き先があったわけでもなく、何かを探していたわけでもない。
ただ、夜の感触だけが残っている。
本作は、2011年から2012年にかけて広島駅周辺で撮影された写真によって構成された一冊。
東京へ向かう夜行バスの出発前、行き場のない時間の中で撮り歩いた断片を収録している。
「無名の夜に」シリーズ第二作。